ビフォーアフター社長日記

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MECE、漏れなく、ダブりなく 7月5日 SHIPの朝礼


おはようございます。7月5日SHIPの朝礼を始めます。今日とりあげるのはMECEです。MECEはMutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、漏れなく、ダブりなくと覚えると良いかと思います。例としては、人間の性は男と女で構成され、生物としてはこの2要素の合計で100%です。少子化と国力の推移を語るときによく使われる生産年齢人口は、15歳から64歳の区分ですが、15歳未満と64歳超の3要素の合計で100%です。このように漏れなく、ダブりなくで100%を構成することで、共通の議論のスタート地点に経つことができるようになります。

私達は顧客の集客増や自社に適合した見込み客集客の要請を受けることが多いですが、そのスタートは
・現状の見込み客集客数
・見込み客の分類
・見込み客の認知から見込み顕在化までのルートの分類
・上記のコスト配分
これらをMECE的に把握するところから始まります。この地道な現状調査が最も大事な工程になります。

この工程をふんでデータを共有化すると以前は漠然と「反響をもっと増やしたい」という話題になりがちだったお客様が、
・新規とOBの売上比率が72:28で、前期は75:25、前々期は76:24だったのに比べるとOB比率がOB施策による上がってきている。これを今期は新規の売上を維持したまま、65:35の比率にしていきたい
という内容になってきます。
全体の売上高販促費率は変えないで、販促費配分を①全体向け、②新規向け、③OB向けのうち、③の割合を増やす施策が自然と出てくるようになりました

どの部分を切り出してもMICEで思考が進むようになっています。

アイディアを思いつくこと自体は良いことです。しかしひとつのアイディアが出たら、そのアイディアをMECE展開するステップを作ることで、いくつかの選択肢が並列的にアウトプットされます。これらの選択肢を比較検討することで、決断までの工程は納得性の高いものになるし、実施以降のシミュレーションの確度も上がります。
 
MECE、漏れなく、ダブりなく

ここが当社メンバーが身につけることで伸びしろになるスキルだと思います。

以上で朝礼を終わります。


10 コメント

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  1. MECE、漏れなく、ダブりなく

    プロだからこそ、この現状把握の精度が高い。顧客が気づいていない領域も俯瞰的に抑えて、問題提起と、解決提案を変化する生活者にフィットした形で選択肢を持たせてできる。

    考え方のアップデートが前提としては必要なので、アウトプットしていきます

  2. おはようございます。

    世代によって、便利だと思う方法や手段が違う中、サイトを作成することはとても難しいと感じながら、仕事をしています。

    お客さまの強みと、エンドユーザーが求めている条件を、どのような方法・表現でアピールできるかを提案するためには、現状の把握と、自分の世代目線だけではなく、全体の世代を理解するように行動しなければならないと思いました。

    また、この先どのような世の中になっていくのかも、知るようにすることも意識していかなければならないと思いました。

  3. おはようございます!

    SNS運用をしているとよく思うのが、
    「インスタは若い人」という考え方をしている人がまだまだ多いなということです。

    自分の固定概念のせいでMECE的なものの見方ができず、新たな発見に気付きにくくなってしまうと思います。
    インスタは今や若い人だけが見るものでもないですし、40代以上が検索窓として使う日もそう遠くはないと思っています。

    新たな流れを予測するためにも俯瞰的なMECEの視点は大切だと感じるので、自分自身の目線が正しいかどうか今一度振り返ってみます。

  4. おはようございます。

    >しかしひとつのアイディアが出たら、そのアイディアをMECE展開するステップを作ることで、いくつかの選択肢が並列的にアウトプットされます

    以前お話ししていただいた、問題に対してA、B、Cの選択肢を設けるという考え方はここからきているのかなと思います。

    動画に関してもお客様に選択肢を設けることでお客様目線での意見とプロ(SHIP)側の目線を俯瞰的に捉えてコンバージョンが獲得できる広告動画を作れるのではないかと考えます。
    そのためにも表現スキル、ノウハウ、知識をアップデートしていきます。

  5. お疲れ様です。

    学生から社会人になる準備を進めるなか、いかに自分が自分の属する範囲のみしか見ていなかったかを気付かされる日々です。
    漏れなく、ダブりなく全体を構成する要素それぞれを捉えることが出来るよう、MECE的考え方を持ちつつ視野を広げていきたいと思います。

    • MECE的な見方・考え方を身につけると
      決裁者側の判断の仕方もわかるようになるので
      何かとメリットも多いと思います

      「Aをやりたいと思います」
      「う~ん」
      となりますが

      「この場合、選択肢はABCDの4つをあげることができますが
       ◯◯の制約を考えると現実的にはAかDになります
       私は△△の理由でAを選択することがよいと思います」
      「Just Do It!」

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