ビフォーアフター社長日記

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時間の奪い合い競争 5月24日 SHIPの朝礼


おはようございます。5月24日SHIPの朝礼を始めます。今日のお題は「時間の奪い合い競争」です。この世界で誰にでも公平に与えられているものは「時間」ですし、それは限りある資源です。私たちを取り巻き、私たち自身も参加しているビジネスは、この限りある資源である「時間の奪い合い競争」です。例えば今日の昼、どこかでランチに行って1000円払うとします。これは自宅に帰ってランチを作って食べるのに比べると3倍くらいコストがかかりますが3分の2は時間を買っていることになります。私たちの仕事もお客様に代わってWebサイトをつくっていると考えると、お客様はWebまわりの勉強したり調達したり制作する時間を使う代わりに、私たちの時間を買っていただいているのだと考えることができます。
 
 スマホが登場して様々なSNSが活況になりましたが、ここで繰り広げられていたのも時間の奪い合い競争でした。動画SNSににおいてはYoutubeが圧倒的でしたが、その牙城を崩したのが縦型ショート動画のTikTokでした。Youtubeから始まった動画SNSが、検索して検索結果を表示して目的の動画を見るという作法だったのに対して、ショート動画勢は縦にスクロールして、次々に現れる動画を直感的に閲覧したり飛ばしたりして視聴します。その視聴結果はAIで処理され、その人が閲覧する傾向の高い動画が表示されるように最適化されます。結果としてショート動画に消費する時間は右肩上がりになって、ここに大きな広告ビジネスが生まれています。現在ではインスタグラムもYoutubeも人々の時間を奪うために、ショート動画に力が入っているは言うまでもありません。
 
 宮古島のマンゴー販売やカフェ集客でもインスタグラムが大きな役割を果たしていることは以前もお伝えしました。今日はショート動画を紹介します。(インスタグラムにリンクします)

ゆるーい動画です(笑)。動画を撮ってインスタグラム内の動画編集機能で少しトッピングを加えたものになりますが、このハードルの低さはフォロワーさんとの交流にはぴったりです。副産物でフォロワーさん以外にもリーチしますが、どの投稿も数日で3000人ほどに届くようで、そこからフォローいただけるような流れもあります。

これを先日の経営改善会議でもお見せしましたが、「これなら自分たちでできるかも」と思っていただけますし、目的をフォロワーさんとの交流に絞ると「素のまま」、挨拶するように投稿が続けられると思います。僕はこれくらいの投稿を「ゆる動画」と呼んでいますが、建築現場での作業は、例えば屋根の上とか床下とか断熱材を充填しているところとか、一般には「非日常」です。数十秒のショート動画は非日常を少し切り出して解説して見せてあげると、興味を引き、時間を奪う成功確率が上がります。

ショート動画とゆる動画で「時間の奪い合い競争」に挑むことを考えてみてください。
以上、SHIPの朝礼でした。


12 コメント

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  1. TikTokのレコメンド機能の中毒性は異常だと思います。中国では規制がかかるほどだそうです。
    僕は時間が奪われるのが怖いので利用をやめてしまいました。

    それでも、それだけ時間を奪うことができるのは人々が求めているからだと思います。
    僕自身もYouTubeを見るときに長尺の動画だと見る気が起きませんが、短い動画だと見ようと思います。
    他の友人も同じようで、ショート動画の需要の高まりが実感できます。

    また、ゆる動画もインスタグラムを利用しているとよく見かけ、短い動画なのでなんとなく見てしまうこともあります。

    インスタグラムを伸ばす施策として、ゆる動画+ショート動画を覚えておきます。

    • 今日の話もお客様へのお役立ちの材料なので
      お客様の基本価値を中心に据えて
      WebサイトやSNSで価値拡張をどのようにするか
      その視点で時流を組み込んでいくという順番で考えれば
      いいです

  2. おはようございます!

    自分自身を振り返ってみても、
    1つのコンテンツに長時間滞在するより、短いコンテンツを多く見たいという意識があります。

    短い動画で必要なことは、「最初の1秒でいかに興味を持ってもらえるか」ということだと思います。それは、見ている人がこのコンテンツに時間を割いていいと思うかどうかの一瞬の時間に働きかけなくてはいけないと思いました。

    リール作成の際にも参考にさせていただきます。

  3. デバイスを使って何を表示させるか?スマホもテレビも役割を変えてきています。

    先日打ち合わせしている中で、「実際にYOUTUBEの広告をGW中に見ていただき、見学会参加いただいた」という話もありました。
    テレビは地上波を視聴するものではなく、YOUTUBEやネットフリックス、amazonプライムなどを視聴するものになりました。
    大画面かスマホか?の違いはありますが、使っている時間は自分の好みを満たすもの。という選択肢があるので、そこにフォーカスする必要があるので、1つではなく、誰に?を意識して活用提案をしていきます。

  4. おはようございます。

    Tiktokのショート動画はぱっと見で見たいか見たくないと選択できますが、興味のない分野でも見る人の時間を奪う、引き付けることができるのがショート動画の凄い所だと思います。
    最近知ったのですが、Yotubeにもショート動画が作らていて、自分が登録している人の動画だったり、関連している人の動画が流れてきます。
    Tiktokも元をたどればInstagramのストーリーの縦verと考えられます。そこにフォローしていない人の動画があるかの違いのはずですが、これほどTiktokが流行っている、中毒性があるのは何か要因があるのかなと思います。

    15秒の動画広告は最初の4~5秒で認知してもらえるかが重要なので、見てもらえる、相手の時間をいい意味で奪えるような動画を作っていきます。

  5. 時間の奪い合い

    お客様の集客面の課題にも置き換えて考えると、
    生活者の検索行動においてもその行動(調べる・探す)時間を短縮するというのは傾向としてあると思う。その一つがGoogle口コミ・評価の表示回数やそこからのWEBアクセス推移。

    生活者はより良い会社を短時間でみつけられる。

    動画も短時間でトライするなど、まだまだ伸長できることだと思う。

    世の中それぞれが忙しくしているなか、1日の時間は限りがあるので、
    より早く発見できて、興味ある事を絞ってじっくり見て興味もったり、
    購入前には比較する。

    お客様ともそのような話しを展開できればと思う。

  6. 時間の奪い合い=時間に価値があり費用を払う。
    スターバックスのコーヒーも、ゆったりした時間と空間にお金を払っているという話や、数ある配信者の中からその人に興味を持って見てもらうといった話と通ずるところがあると感じました。
     実際の業務でも、WMはお客様が業務をする時間=費用が発生している時間を使用して来ていただいてると考えると、より価値のある情報をお渡しするべきだとも思います。直近で受注した案件や「ありがとう」の声をいただくとやはり嬉しいと感じます。

    • 私たちも価値がないとジャッジされると時間は割いてもらえなくなる
      そこを客観的に理解して、WMのアポが取れなくなったら
      勉強して目線をあわせていかないといけないということ

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