ビフォーアフター社長日記

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深掘りしていくSNS 5月20日 SHIPの朝礼


おはようございます。5月20日SHIPの朝礼を始めます。

コロナ前はSHIPリフォームセミナーをリアル開催していて、時流の変化の資料として総務省情報通信白書を使う頻度がわりと高かったことがありました。傾向をつかむには十分です。今日はひさしぶりに下記資料から。

令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
令和3年8月
報告書総務省情報通信政策研究所

年代別に主なSNSサービス/アプリの利用率です。
【令和2年・2020年】【令和元年・2019年】
全年代でもはやデフォルトなのが、LINEとYoutubeです。
LINEは男性88.0%、女性92.7%
Youtubeは男性87.9%、女性82.5%

それに続くのが
Twitterは男性42.7%、女性41.8%
Instagramは男性35.3%、女性49.4%
Facebookは男性32.4%、女性31.4%

こちらは比較的年代別で偏りが見られます。
Twitterは10代20代が多く
Instagramは10代~30代、また女性と男性の差が15%弱
Facebookは30代~50代が多いです

イノベーター理論という言葉は初めてでも、下記の図は見たことがあると思います。

新しいものの受容は、早いグループと遅いグループがあって
早い方からイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードとグルーピングされます。ここでイノベータとアーリーアダプターまでは進んで全体の16%くらいまで普及してもそこで終わるものもあり、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にはキャズムという深い溝があると言われています。キャズムを越えると大きな普及になっていくということです。

SNSでいえば、Instagramは「若い女性のシェアが高い」と言われることが多いですが、それは事実だと思いますがその認識で終わると肝心なことが抜けます。「若い女性のシェアが高い」は若い女性がイノベーターであり、アーリーアダプターであることが比較的多いと考えた方がよくて、Instagramは若い女性から普及が始まったが、キャズムを越えてまだまだ存在感として右肩上がりだと思います。

資料70ページより
「Instagram」は、全年代では、平成27年の調査開始以降、一貫して増加しており、今回の調査結果で初めて「Twitter」に並び、「LINE」に次ぐ利用率となっている。年代別では、10代の利用率が69.0%で最も高く、10代、30代及び50代で、「LINE」に次いで高い利用率となっている。

LINEの用途のほとんどはメッセージアプリだと考えると、まだまだ確信をもって深掘りしていくのはYoutubeとInstagramということで良いでしょう。

当たり前の結論になって申し訳ない気もしますが、実データにふれてあらためて見方・考え方を統一していきましょう。

以上でSHIPの朝礼を終わります。


12 コメント

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  1. 昨日、ご訪問させていただいた企業様とSNS活用のミーティングをしましたが、情報がアップデートされないままのことも多いので、改めて自分の情報や実際に活用してみて、情報をアップデートする。これが大切だと思いました。
    パートナー企業にも事実を客観的データも活用してお伝えしていき、基本価値拡張につなげていきます。

    • >情報をアップデート

      ソースがありすぎて何をソースにするか
      けっこう重要で
      SHIPリフォームセミナー時代は
      恣意性を省く意味で、情報通信白書中心に公式情報にしていました

      あとは肌感と直感含めた将来の展望ですが

      >情報をアップデート

      ここを主導していきましょう

  2. おはようございます!

    すでになんとなく理解していることでも、改めてデータを知り、深掘りし、理論を知ることで、他の事にも転用できるのではないかと思います。

    シップがなぜインスタグラムやラインが重要と考えているのかとお客様に聞かれた際にも理論で説明することができると思います。

    他の事に関してもデータや理論で説明できるよう心がけます。

  3. おはようございます!

    今、Instagramに引き続き、LINEVOOMの活用案についてもインプットしています。
    LINEVOOMはサービス開始から3ヶ月とまだまだ触れている・運用している人のジャンルはイノベーターの枠を出ないと思います。

    社長のおっしゃるようなイノベーターで拡大が止まってしまうサービスになるか、多くの人に触れられるサービスになるかはわかりませんが、
    競合が少ない今だからこそ、「まだあんまり動かしてる人いないし…」ではなく、先手で情報収集、アウトプットをおこなっていくことが重要なのだと思いました。

  4. おはようございます。

    ソーシャルメディアで言うとTiktokも含まれるのかなと思います。Tiktokは3年ほどの歴史だったと思いますが、最初のころはVineのように中学生高校生が使っているようなアプリでしたが、最近では企業だったり大人の人も増えてきていると思います。理由とすして属性の幅が増えたことで、企業がターゲットにしている人に向けて発信できるようになったためだと考えます。

    動画に関してはイノベーターはすでにいる状態ですが、メディアが普及している間は需要はなくならないと思うので、今後もインプットとアウトプットを行いSHIPの動画のフレームを確立していきます。

  5. 「若い女性のシェアが高い」は若い女性がイノベーターであり、アーリーアダプターであることが比較的多いと考えた方がよくて、Instagramは若い女性から普及が始まったが、キャズムを越えてまだまだ存在感として右肩上がり
    >この部分の理解ができたことでデータを見て面白いなと思いました。
     WMMなどでも少しずつ話題で触れていきたいと思います。
     ここだけの理解で止まらずその先でどう役に立っていくかを考えたいと思います

    • 若い女性云々は、正解というよりも見識です
      学校の時代には正解がありました
      そっちの方が効率がいいからです

      現実の社会には正解はないです
      見識レベルで信用されるか否かです

      見識を身に着けましょう

  6. Instagram=若い女性と
    決めつけないで、まずは一般論として
    普及の考え方から入ると
    伸び代が見えてくる。

    他のことにおいても応用だと思うので、
    天才たちが導き出した一般論は頭に入れた上で物事はみないと点思考になるため、
    勉強は常にしていきます。

    • 見識がなく空っぽだと
      相手に「Aは◯だよね」と言われると
      「Aは◯ですよね」で簡単に追随してしまうのが
      顧客サービスだと考える傾向があるのでちょっと情けない

      相手はそんなへなちょこを期待してはいない

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