ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

報告の順番は都合の悪いことから 4月8日 SHIPの朝礼


おはようございます。4月8日金曜日SHIPの朝礼を始めます。一週間早いですね。今日のテーマは「報告の順番は都合の悪いことから」です。
 
都合の良い報告はすぐにするのに、良くない報告は自分で抱え込んで、誰かにその事実が見つかったときにはすでにリカバー不能になっていたり、適切なタイミングでリカバーしていた場合と比較すると、10倍以上の労力を要するということがまだ発生しています。
 
この現象のインサイトは当事者がミスや不具合をヒューマンエラーとして、誰かを責める考え方があるからで、責められたくないので、露見しないことを選択してしまうからだと思います。誰もが思い当たる節があると思います。
個人の考え方や感じ方はなかなか変えることは難しいですが、ミスや不具合は「システムエラー」であって個人は関心の対象ではありません。むしろ良くない報告を早く具体的にしてくれることによって、システムを修正する機会になるので、良くない報告をしてくれたらそれは「貢献」だよ、というカルチャーでヒューマンエラー症候群に打ち勝ちたいですね。チームのシステムのバグ潰しとして、バグを見つけてくれてありがとうということです。
 
ただし「これが良くないことなのか?」を判断できない状況があります。それは基準がない場合です。昨日の朝礼で「オフィスビルの空室率が5%を越えると借り主有利、5%を切ると貸主有利」という空室率基準を書いています。依頼した仕事内容は「スキルAで3時間、スキルBで4時間、、」、という基準がないと、依頼された側が10時間かかってもそれが「都合の悪い」状況だとは当人は判断できません。これはマネジメントの怠慢で、予算のあるプロジェクトにとっては損失だし、依頼された側も生産性込みのスキルが身につかないので損失になります。
 
強いチームはシステムの向上に関心が集中します。営業、制作、サポート、すべてがチームプレイです。チームのシステムのパフォーマンス向上、それによる目標達成と賞賛、そこから生まれる勝ち癖カルチャー、こんなイメージを各部門とも時間をとって共有してください。
 
以上、本日の朝礼は「報告の順番は都合の悪いことから」でした。


4 コメント

Add yours

  1. うまくいっていないことや不安なことは、アウトプットする際にストレスがかかります。見てみないふりをするとその時は楽ですが、やはりどんどん手に負えなくなることは体験済です。

    最近はお客様、社内等々、即返信を心がけることで本当にやることが最小限になると実感が出てきました。「今」起きたことを「今」対処するところまではだんだんできるようになったので「未来」起きることを「今」対処する。

    ここまで進めるイメージをもっていきたいと思います。予測し考えられる選択肢をつぶすイメージで動いてみようと思います

    • 営業部としての「システム」をアップデートしていくと
      考えると
      後輩といえども、声をだす(意見をいう)に躊躇がなくなる
      と思います

      \(^o^)/

  2. 2)率先解決カルチャー
    定義したサービスの100%実施。そのために言い訳をしない。
    ヒヤリハットで小さなことの共有を称賛し、問題の本質をとらえて解決する。
    率先した問題解決行動(上長の仕事を奪う事)を称賛する。「それ、私がすぐやります」

    WSPの率先解決カルチャーで定義されていて、少しずつシステムエラーとして情報が上がるようになりました。ただ、まだヒューマンエラーとしてとらえられることがあるので、この感覚修正を毎度やっていきます。
    「こんなこと、共有しなくていいだろ」ということが散見されるので、定例で行っている朝〆会で毎日取り上げて、皆で振り返り、エラーをサクセスにしていきます。

  3. ヒューマンエラーとは、属人的な他責だけではなく「これはシステムが悪い(=自分個人が悪いのではない)」というような、自分を棚に上げた他責も含むなと思いました。

    システムエラーとし、前向きに改善していくには、「自分が源」マインドが芯にあるかどうかが重要だなと感じていて、だんだんと「自分が源」がシップマン・シップウーマンの価値観になってきているなとも感じます。

    自戒も込めて、「自分が源」を軸に、行動していきたいと思います。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*