ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

ホモ・サピエンスは太古よりメタバースを生きていた


映画の舞台は2045年、荒廃したどんづまりな世界が広がる中、オアシスという何にでもなれるバーチャル世界があり、VRゴーグルとスーツを着てその中に人は生きている。オアシスでBack to the Future のデロリアンに乗った主人公とAKIRAの金田バイクの乗ったヒロインが出会う。ヴァンヘイレンのJUNPがバーチャル映像に重なって流される。この映画のタイトルは『レディー・プレイヤー・ワン』、ステーブン・スピルバーグ監督による2018年日本公開の未来映画です。主演のタイ・シェリダン氏はAIを活用したVFXツールを開発するWonder Dynamics社の共同創業者でもあります。

JUMPは懐かしいので自分のためにアップしておきます(笑)。

僕が今の呼称でいうところのIT業界に入った頃「産業の情報化」から「情報の産業化」という表現で、IT企業の株式上場に象徴される情報産業の台頭が肯定されはじめていましたが、それになぞらえると、Facebook社のメタ社への社名変更に表されるように、「リアルを補完するバーチャル」から「バーチャルがリアルを超える」変化が進行中であり、そんな世界を理解するためのテキストが『レディー・プレイヤー・ワン』なのだと思いました。

若い人向けの映画だと思われるかもしれませんが三船敏郎風アバターのダイドウが「おれはガンダムでいく」と言って、ガンダムがメカゴジラに向かっていくシーンなど、我々の年代の方がワクワクするシーンもふんだんにあります。2045年のメタバース空間が80年代ポップカルチャーと線でつながっているのですね。さらにいうとラスコーの壁画もバーチャルであるという点では同じなのでホモ・サピエンスは太古よりメタバースを生きていたといえます。


コメントを残す

※Emailは公開されません。

*