ビフォーアフター社長日記

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クラファンもECもGANBAAで問題が解けます 3月3日 SHIPの朝礼 


おはようございます。3月3日ひなまつり、SHIPの朝礼を始めます。新事業EC支援の一環で行っているクラウドファンディング

ですが、2月17日(木)開始ですから昨晩の深夜12時でまる2週間経ちました。
支援者数:127人  支援金:1,182,500円
残り4週間です。心当たりがありましたら応援いただけそうな方に紹介いただけるとありがたいです。

ECとかクラファンとか、従来のSHIPのビジネスとまったく関係ないことをやっているように見えるかもしれませんが、実は原理原則は僕が普段からWebマーケティングの関して話していることと全く同じです。これはGANBAAのECへの置き換えなのです。今日はそのあたりことを話していきます。

プラットフォームであるキャンプファイアの統計データ

によると、2021年5月が累計5万周辺で2021年12月が累計6万ですから、月間833件くらいの新規プロジェクトがローンチされている計算です。平均掲載期間は1.5ヶ月くらいだとすると常時1200~1300くらいのクラファンプロジェクトが掲載されていることになります。見つけてもらうのも実は大変です。

わかってきましたか?

マーケティング・ファネル図を思い出してください。まずはどうやって「認知」を獲得するかから始まります。
作戦1)アイキャッチで閲覧者の関心を引く
作戦2)キャッチコピーで一瞬で閲覧者の認知を得る

アイキャッチはマンゴーのビジュアルです。これは購入した画像ではなく、農家が冷凍保存していたマンゴーを解凍して、トロピカルカットを施してプロのカメラマンが撮影しました。このアイキャッチにかぶせるキャッチコピーは、農薬不使用、化学肥料不使用、自慢の希少なマンゴーを食べてください、です。(無農薬という表現は使えないと指導が入った結果そのようになりました)GANBAAでいえば、Advantageは、鮮やかなビジュアルのマンゴーと農薬不使用・化学肥料不使用の希少性を重ねて「違い」「強み」を表現しています。実は農家自身は無農薬栽培の商品価値をほぼ自覚していませんでした。

作戦3)予約販売型支援
クラファンのリターンは様々です。応援型だとTシャツとかグッズ類だったりすることも多いです。我々の作戦は「実利」です。相応の価値のあると思われる商品を予約販売で購入するという支援者が損をしない形にして躊躇を減らす作戦です。GANBAAでいえばBenefit(顧客メリット)です。支援者のメッセージが増えるに従って「お客様の声」のようにだんだん自然発生コンテンツのようになってきました。

作戦4)目標設定とセッション数
本来は最初に説明するべきことでがはありますが、Goal設定は150万円としました。予約販売のボリュームゾーン@8,000円~@10,000円として、約40日強の日程で支援者160人~170人、1日あたり4名前後の支援者数獲得のペースになります。「月間PV約100万のCAMPFIRE」と記載がありますが、それに基づくと3万PV/日です。現在まで14日間で支援者127人、実際はでこぼこですが平均すると支援者9名様/日で推移していて、マンゴーページのセッションは平時は200ss/日ですが、プラットフォーム側で表示順を上げてもらったときは750ssに跳ね上がることもあります。ならすとインスタからの流入を含めて300ss前後/日でしょうか。3%くらいのコンバージョン率になっていますが、縁故によるコンバージョンもそれなりにあるので、この企画の場合CVRは1.5%~2%くらいかと思います。ここは2週間くらいやってみないとわからなかった数字です。また立ち上がりは友人知人などに頼んで一定の結果を先に出しました。バンドワゴン効果といって、「みんながやっているから自分もやる」状態を作り出す必要があったからです。

作戦5)今後の施策
Campfire内のディスプレイ広告を3月11日から3日間と3月18日から3日間行います。おそくらページセッションが750ssくらいに上がると想定され、コンバージョン率2%だと15件/日、1.5%だと10件/日ほどの成果を見込んで、Goalの150万円のクリアが視野に入りました。わかりますよね。「n×r」です。

3月末でクラファンが終了したらご支援いただいた方にはリターンとは別にクーポンを送ります。クーポンは4月1日から始まるECサイトの購入割引になります。この施策はOBアプローチと重ねて考えていただくとよいと思います。

以上、GANBAAは原理原則だから身につけるといろいろと応用可能だよという話でした。本日も一日よろしくお願いします。


8 コメント

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  1. 一番はもともとある基本価値。この拡張をプラットフォームで行っていく。
    ビジュアルやそれを表現するデザインも重要です。
    いい企業を世の中に知らしめていく仕事。とても良い事業に携わっているとつくづく思います。

  2. プライベートでも、面白いyoutuberやVtuberはいくらでもいる。でも知ってもらわなければ見られることはまずないという話を赤裸々に語っている配信者さんがいらっしゃいました。また、マックよりもおいしいハンバーガーを作れるけど、マックと同じ規模で出店してビジネスとして広げれる人はいないという話も同じだと思いました。

    GANBAAの考え方はその強みを理解した上で数値やゴール設定を点ではなく繋げて理解できるのかと改めて再確認しました。他にも応用できる考え方と今回の記事で知れたので、シナリオアップやKOMAZAPでのアウトプットに加え、普段プライベートでも目にするサービスや動画配信などにも置き換えて身に着けてみようと思います。

  3. キャンプファイヤーをGANBAAの視点で見てみると面白いと思いました。
    広告画像やキャッチなどAとBの部分の表現は勉強になります。必然的にいいな!と思った会社は支援額も多く、アドバンテージとベネフィットがパッと伝わります。
    この部分はシンプルに今支援している会社さんにも活かせると思います。

    基本価値の拡張。SHIPが担う部分をしっかり理解してお役立ちしていこうと思います。

  4. ファネルとGANBAAフレームは応用がありますね。
    市場のニーズと企業が持つ基本価値から、どこがadvantageかアタリを付けるのは目利き力が要るので、フレームを理解した上で世の中を見渡して置き換え練習していくことで力が着いてきますね。

  5. Campfireの市場と支援者へのリターン(応援か実利か、買ったモノがわかりやすく)
    目標額設定と相対的にゴールを目指す計画が必要ですね。

    よく、ゴールだけ、購入者メリットだけ、違いや強みだけと、点で捉えてしまいがちですが、
    市場があり、リターン想定ができ、購入者のメリットと類似商品・サービスとの違いを
    俯瞰した見方を
    様々置き換えをしながらやっていきます。

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