ビフォーアフター社長日記

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ネットでさっさとミーティングすればいいよ 2月28日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月28日SHIPの朝礼を始めます。ロシアがウクライナ第2の都市ハリコフに侵攻して、まさしく戦争に突入しました。国土の広いロシアはなんと日本の隣国です。そして西側諸国は銀行送金の国際ネットワークの要であるSwiftからロシアの金融機関を締め出すという展開になってきました。この大事件を絡めて中国の台湾侵攻の有事も想定されるようになってきました。中国も台湾も日本の隣国です。何ができるわけではないですが自分ごととして関心を持っていきましょう。さて今日のお題は「ネットでさっさとミーティングすればいいよ」です。

生産性=アウトプット÷インプット

公益財団法人 日本生産性本部のWebサイトによると

日本の一人当たり労働生産性は、78,655ドル。 OECD加盟38カ国中28位。
2020年の日本の一人当たり労働生産性(就業者一人当たり付加価値)は、78,655ドル(809万円)。ポーランド(79,418ドル/817万円)やエストニア(76,882ドル/791万円)といった東欧・バルト諸国と同水準となっており、西欧諸国と比較すると、労働生産性水準が比較的低い英国(94,763ドル/974万円)やスペイン(94,552ドル/972万円)にも水をあけられている。前年から実質ベースで3.9%落ち込んだこともあり、OECD加盟38カ国でみると28位(2019年は26位)と、1970年以降最も低い順位になっている。

ということですが、生産性とは 「付加価値/時間」 ですから、生産性を上げるには分母である時間を減らすというのが2つある解決策のひとつになります。

シップの今期の目指す「顧客満足に全集中」の顧客満足も分解すると「サービスと対価」の組合わせになり、対価は付加価値を時間で割ったものなので、同じアウトプットであれば時間を減らすのがひとつの目指す方向になります。

インプット=時間を減らす

業務時間には、直接の作業時間と間接の作業時間があります。直接の作業時間は今期「フレーム化」というテーマで解決が進んでいますが、間接の作業時間は意識されているでしょうか・間接の作業時間は「何をやろうか」「どうやろうか」「それって合っているの」など直接の作業に入る間に必要な時間です。

話は変わりますが、北京オリンピックで私たちが見ていたのは世界の頂上決戦でした。チームプレーの場合は最高度なコミュニケーションがあったわけですが、それを最もわかりやすく見せてくれたのがカーリングのロコ・ソラーレチームだったと思います。ショットの一投一投の合間に全員でコミュニケーションして次の作戦のコンセンサスをとって進めていました。

余談ですが選手がピンマイクをつけるようになったのは2006年トリノオリンピックからだそうです。

マイクの装着
2006年トリノオリンピックからワイヤレスのマイク(ピンマイク)が選手に装着されるようになった。これにより(自国語でのやり取りになるので、その言語の理解力が必要になるものの)各国選手の戦略・臨場感・緊迫感をライブでテレビの視聴者に伝えることができるばかりでなく、選手のため息や愚痴なども同じように拾うことができ、同種目のタフさが理解できるようになったとされている。これはデニス・バクスター発案による視聴者の新たな体験を意図した音響の演出である。

品質と生産性を上げる間接時間の減らし方は、カーリングの世界戦に習えば、事前に直接短いコミュニケーションを行い、コンセンサスを取ることをチームとして繰り返すことだと思います。繰り返すうちに息も合ってきます。私たちの仕事に具体的に当てはめれば、zoomやGoogleMeet等で関係者が顔を合わせて短時間でコンセンサスを取ることだと思います。自分が直接の作業中であっても、5分なら5分、チームの時間を優先することです。いちばん無駄なのはわかっていない人同士でああでもないこうでもないと時間を過ごすことが普通になってしまうことです。1+1を2以上にしないともったいないといつも考えることだと思います。

以上、本日は「ネットでさっさとミーティングすればいいよ」でした。明日から3月です。今月は今日中でしっかりと締めていきましょう。


8 コメント

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  1. テレワークになり、ささっとコミュニケーションをとることが難しくなりましたが、定例やすきまがわかるような対応をすることと、当事者となる人が積極的に情報発信しながら段取りを組んでいくことだと思います。
    なかなか問題を抱えている本人が問題解決能力が足りないと、抱えて放置ということになるので、機会を生かして問題を引き上げる。推移での数字を見て判断する。何よりも朝会などで顔色や雰囲気を感じ取れ、声が上がるようなチームカルチャーを作っていくことだと思います。

  2. 営業でいうと、センターピンが曖昧なまま無駄な資料や商談に入るのを辞め、センターピンを事前相談により明確にしてから最小限の準備でフレームに落とし込むことで、今期作業間の時短に繋がっていると思います。

    部門間のコミュニケーションも、テキストだけだと、ニュアンスが伝わりにくいこともあるので、5分10分でも直接話し、必要なことは箇条書きで残す、が早いなと感じます。

    zoomやハングアウトが日常に組み込まれたことで、この辺りのコミュニケーションは出社・在宅に限らずやりやすくなったので、うまく活かして生産性をより意識していきたいと思います。

  3. 今朝の朝会の話題

    何でも紙芝居、読み聞かせは最小限にして
    優先順位の高い「課題」に時間を使うようになればいいですよね

  4. 今日実際に竹井さんとのすり合わせがうまくいっておらず、時間を無駄にしました。
    この部分本当に5分程度でも話をするだけで違っていたと思います。

    また、生産性を上げる際にフレームで考える部分はこうちゃんペイント様のアウトプット後、プラチナコーティング様でも話してみたことで実際に生産性が上がったと思います。(LP見込み化もできました!)実際にこうちゃんペイント様の準備は総合して30分。プラチナコーティング様ではスライドを追加するだけですので5分もかからずといった感じでフレーム化とはこのことか!と実感してます。

    わからないこと→すぐ相談→すぐ図などで理解をアウトプット→あとは実践
    このサイクルを実践していくことでチーム全体に影響を与えられるようにしていきます

    • 「ちょっと5分いいですか?」を躊躇しない
      迷惑がられることもあるが、それが嫌だから勉強してスキルアップしていく
      それまでは迷惑がられればいい
      迷惑がられるのが嫌だからすり合わせもしないで撃沈して被害者になるより100倍もましだ

  5. 本日の記事を見て、まず浮かんだのが日ごろにFBをいただいている「無駄な仕事を減らすこと」でした。付加価値/時間として考えてみると、自分が付加価値を生み出しているかも判断できない状況で自己判断のみで実施するのはナンセンスだと感じました。

    コミュニケーションをすぐにとり、軌道修正を入れてもらうことの重要性を理解すると共に、自分で「何が一番価値があり、お客様が喜ぶか」を判断できるようになる必要があると思いました。

    ・シナリオのアウトプットだけでなく、今のTODOはどんな意味があり役に立っているのかを考える。
    ・時間内で最大限仕事をこなすにはどうしたら良いか。

    自分の能力と生産性を楽しんでマネジメントできるように取り組んでみます。

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