ビフォーアフター社長日記

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なぜ住宅リフォーム業支援なのか(4) 2月17日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月17日SHIPの朝礼を始めます。
先週2月10日に紹介したクラウドファウンディング

本日9時から始まります。

拡散をお願いします。

さて本題です。「第7回⽇本の医療に関する意識調査」について 令和2年10⽉7⽇ 公益社団法⼈ ⽇本医師会

からの引用です。

かかりつけ医がいる⼈は全体の55.2%で過去から⼤きな変化が⾒られなかったが、「いないが、いるとよいと思う」⼈の割合は全ての年代で増加し、コロナ禍の中、かかりつけ医を持つことへの要望が⾼まっていると推測される。

今まで調査はされたことはないと思いますが、「健康のかかりつけ医」と同様に「住環境のかかりつけパートナー」も潜在的に求められていると僕は思います。居住する家の構造から設備、外壁・屋根などのメンテナンス情報や家族構成などを把握していて、定期的にインスペクションも行い住宅のことは何でもとりあえず相談できる窓口になれる業者です。この立場にいちばん近いのは住宅リフォーム事業者だと思います。もともとは新築時に住宅建築した事業者がそのままこの立場を行えばいいのですが、新築とリフォームのビジネスモデルの違いが大きく、新築事業者が引き渡し後のサービス業的な立ち位置を行うことは、新築の大半を占める工務店には要員的にも困難でした。このリフォーム需要のポータル(門)にポジションして、メンテナンスやリフォームおよびリノベーション需要を管理し、老後に空き家になるとしたら相続人から受託を受けて不動産処分まで引き受けるという潜在需要がイノベーションの担い手を待っている状態だと思います。

現在でも健全経営の住宅リフォーム事業者はOBからのリピート受注を確実に取り込んでいます。もちろん提供する工事の現場品質が良いことは必須ですが、その後の定期点検やニューズレターなのにより定期コンタクトも行い、リフォーム需要の発生を先手で競合なしで受け止め、結果として売上金額に占めるOB比率は50%以上、件数でいえば70%以上のようなビジネスモデルが成立します。これは生活者にもリフォーム事業者にもともにハッピーな状態だと思います。

「住環境のかかりつけパートナー」のイノベーションを実現する最後のピースは情報ツール、ITです。「なぜ住宅リフォーム業支援なのか」には、「住宅リフォーム業×IT」で社会の向上に役に立つことがたくさんあると思うからです。私たちがお客様の課題、社会の課題に関心のアンテナを立てて、その解決を担う、これがもっとも本質的なポイントです。

今日はここまで。本日も一日よろしくお願いします。


12 コメント

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  1. かかりつけ医がいない理由に関して、探す方法がわからないや選ぶための情報が不足、どんな医師を選んでいいかわからないなど。
    実際この辺の理由はリフォームもそこまで差がないのかと思いました。田舎などは特にこのまずは相談できるかかりつけ医の存在を住宅リフォーム業に置き換えた時にITでできることはまだまだあると思います。
    マクロ、ミクロ両方の視点で勉強が必要だと感じます。

  2. 顧客の太豊建設様は「住まいの町医者」をコンセプトとしていますが、何でも相談できるかかりつけ。この役割は各家庭必要ですね。内山ホーム様は「かかりつけ大工」というコンセプトとしていますが、地域密着の住宅リフォーム業者は皆同じようなコンセプトになりますし、実際にやっていることは同じだと思います。
    「ここには安心してなんでも相談できる」という状態を伝わりやすいように生活者に届けるというのがシップが担っている役割ですね。

  3. 住環境のかかりつけ医
    ニュアンスは様々ありますが、
    地域密着のリフォーム事業者様は似たコンセプトになってくるので、
    あとはどう発見されるか、思い出して貰うか、需要発生時の生活者の行動や思考を想定したフローからのネット活用。

    シップの役割は生活者に「ここよさそう」の二次体験。
    シンプルで伝わりやすく、生活者に届ける工夫が大事ですね。

  4. でんかのヤマグチさんが電気販売店として高い粗利率を確保できているのも、電気関係の「住環境のかかりつけパートナー」ポジションになっているからですね。

    住まいのかかりつけ医ポジションを取るために、シップがお手伝いできることがあるとすれば、その窓口を作ってあげることだと思いました。

    でんかのヤマグチさんほど充実したアフターフォローはできなくても、困った時に気軽に相談できる窓口があれば頼もしいです。

    電話帳替わりの一歩先のホームページの使い方、パッと思いついたのはLINEです。

    ヤマグチさんが会員登録者に手厚いフォローをしているように、LINE会員になってもらったOBさんに手厚いサービスを打ち出す。それをホームページでも告知する。

    告知せずにやっている方はいるかもしれませんが、一つのサービスの柱とすると、かかりつけパートナーポジションに近づくように思いました。

    • アイディアをいとつ思いつくのは良いこと

      アイディアをひとつ思いついたら
      あと100個考えること
      そのうえで俯瞰的にアイディアを評価すればいい
       
      ひとつだけのアイディアに価値はないことが多い 

  5. 住宅リフォームのメインプレイヤーが従業員10人未満の小規模事業者であることからも、「住まいのかかりつけ医」として決め細やかなサービスを展開するにはITの力が求められますね。

    最近は「あり方」に目を向ける機会が少なくなっていましたが、1~4のシリーズを通して、日本で起きている問題、それをリフォーム会社様が解決しやすくする、その支援をすることで、人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造する。
    理念への理解と共感が一段深く落とし込めたと思います。

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