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なぜ住宅リフォーム業支援なのか(2) 2月15日 SHIPの朝礼


なぜ住宅リフォーム業支援なのか 2

おはようございます。2月15日SHIPの朝礼を始めます。北京オリンピックは感動の連続ですが、見ていて心地よいのはカーリングのロコソラーレチームですね。みんなで声を出して課題を解決していく、誰かが失敗しても笑顔を絶やさず、誰かがカバーしていき、成功はみんなで称え合う姿が素晴らしいなと思います。
本題ですが今日は「なぜ住宅リフォーム業支援なの、か」の2回目です。

住宅の資産価値

昨日は人口減少、単身世帯増加、空き家増という「住」にまつわる環境変化にふれました。今日最初に取り上げるのは住宅の資産価値についてです。
国土交通省の資料をご覧ください。日本の一般的な木造戸建て住宅は約20年で資産価値評価がゼロに近づきます。例えば2500万円で住宅を建てて、25年で住宅ローンを返済し終えたときには資産価値はほぼゼロになっているという状態です。知ってました?

諸外国では住宅は資産です。次の資料のアメリカと日本の住宅投資の累積と資産価値の関係を表していますが、アメリカは投資額と資産価値が正比例しています。資産価値が落ちないわけです。日本は前に資料のように経年で価値が毀損していきますのであるところから資産価値の累積額が平行線になります。残念なことだと思いませんか?

下記の図の右革「本来のあるべき姿」の記載「B:適切な内外装・設備の補修等を行え ば、使用価値は何度でも回復・向上」とあります。要するに住宅リフォームの価値を適切に反映することで資産価値を評価するという考え方です。これを成立させるにには「悪徳リフォーム」などを市場に存在できようにして、施工される住宅リフォームが一定品質以上であることが当たり前の状態をつくる必要があります。

いかがでしたか? 2点わかってほしいことがあります。
1)日本における住宅の資産価値の問題点
2)住宅の資産価値を支える住宅リフォーム業の役割

以上、本日も一日よろしくお願いします。

(参照)
なぜ住宅リフォーム業支援なのか 2月15日 SHIPの朝礼


7 コメント

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  1. 住宅資産価値に関しては、ヨーロッパ、アメリカに行ったときに違いに愕然としました。
    鎌倉時代の家が数億…みたいな状態。
    制度はすぐに変わらないですが、資産価値を担保する等、国内でも取り組みがされている中で、アンテナたてつつ、実際に性能向上リフォーム拡大にも携わっていきます。

    • 日本のことだけでなく、海外の事実も知って、何が違うのか
      という観点を持てることは必要なことですよね
      前提条件が違うこともあれば、文化的な違いもある
      そんな中で自分たちにはどんな道があるのか
      考えて行動してみると良いですね

  2. 海外のドラマや映画見ていてもわかりますが、
    マインドが違うと思い調べてみました。
    欧米は
    価値は維持される→メンテナンスを頑張る
    →価値が上がる→価値は維持される

    日本は
    価値はいずれなくなる→メンテナンスはしない
    →価値が下がる→価値はいずれなくなる

    空き家などが放置されることなどもつながると思いました。
    リフォームすれば価値が上がる、維持されるといったイメージは正直僕にもあまりないところだと思います。
    業界の大きな問題・課題を考えておく。この部分継続的に行うことやってみようと思います。

  3. 日本では永くスクラップ&ビルドの文化できていますが
    リフォーム=資産の担保
    この考え方を広げようという取り組みも出てきてる中、それが正しく認知され、安心して選ぶことができる必要がある。
    WEBマーケティングを通してその
    役に立てるようにしていけたらと思います。

    • 歴史的経緯、文化的違い、実態
      など、いろんな要素を汲み取って
      良い方向へのシフトをまずがアイディアを出していくことだと思います
      よろしく頼みます

  4. リノベ前の物件は購入する時と着工する時くらいしか見てないですが、それでもリノベ後は「新築以上の資産価値を手に入れた」という感覚でした。
    もともと長くその物件で暮らし、不便さを痛いほど感じてリノベしたとしたら、より一層感じるのだと思います。
    リノベ程ではないにしても、リフォームは資産価値向上を実感するだけの大きな顧客体験になる。
    そう考えると、この顧客体験での満足度・幸福度を引き上げるサービスにはまだまだ伸び代があるなと思うし、その顧客体験をお客様と共に作っているのが僕らなので、仕事の先に幸せな住まいと暮らしの文化があると改めて思いました。

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