ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

コロナ禍中に学ぶWeb成功法則「GANBAA」(第4回/全6回)


 前回、住宅リフォームのWebマーケティング成功法則GANBAAのG(Goal=目標設定)を解説しました。それに続き今回はA(Advantage=競合優位性設計)の概要です。Aは以下の3要素から成るWebサイトの設計図ですが、重要なのは現場の営業活動と一体の関係にあるということです。

 
 [認知の連鎖]
 人は知らない相手からモノを買いません。消費者の「知っている」対象になるために、事業会社は社名やロゴやキャッチ(タグライン)を店舗やチラシや看板等に掲載して宣伝活動をします。こうしたことで積み上がる「認知(知ってる感)」をスマホ画面でみるWebサイトに連鎖させ、消費者のマインドへの定着をはかります。弊社でのWebサイト制作を機に、店舗看板、名刺、養生シート等消費者の目につく意匠をすべてをWebサイトに合わせて刷新して統一されるケースもあります。とても有効な手段です。

 [違い・強み]
 現在最もフォーカスすべき消費者心理は「失敗したくない」です。消費者の「失敗したくない」を因数分解すると、①業者選択、②企画・仕様、③価格、④施工、⑤施工後、等がありますが、②から⑤は①のパーツで、消費者インサイトの本質は「失敗しない業者」の選択です。複数社をスマホで見比べている消費者に判読されるのは「他社との違い」かつ「自社の強み・特徴」です。それらが直感的に表現されたクリエィティブに価値観の合致する顧客が集まります。現場とWebが合致していなければならないことはいうまでもありません。

 [サイトフロー]
 Webサイト訪問者は一様でなく適切な案内がされないとすぐ離脱します。サイト流入からサイト遷移を経て現実の接点の出口(問い合わせ等)への誘導までの流れを設計し、現場の営業プロセスも含めてフローをアップデートし続けることが運用後も続きます。蛇足ですが間の抜けたサイトフローは実際の会社に間の抜けた印象をもたらします。

 前回、私たちがWebサイトを単体の反響装置ではなく、現場価値の拡張装置と定義した理由がおわかりいただけたと思います。

 次回はWebの成功法則GANBAAのNとBをを解説します。


コメントを残す

※Emailは公開されません。

*