1月23日、Google for Jobsが日本で正式にローンチしました。試しに「職種名、地域名、求人」などの検索ワードを入力すると、ADWARDS広告の下にGoogleが収集した求人情報が表示されます。求人誌などに出稿している会社であれば、「自社社名、求人」と入力して検索すると自社の求人情報が表示されるはずです。
企業が求人誌に出稿する第一の理由は、転職などを考えている人に自社の求人情報を「発見」してもらうためでしたが、この役割の一部をGoogleが担ってしまうようになります。Googleは利用者に対して表示情報をパーソナライズド(個人に合うように修正していく)するので、何度も求人情報を確かめる人には、その人に合致した情報が表示されるようになっていきます。
Google for Jobsは求人誌情報のみならず、一定に仕様に基づいた求人情報を掲載している個別企業の採用サイトの情報もクロール(自動読み込み)します。求職者は採用情報へのアクセスが手軽になると、次には企業情報がしっかりと用意されているか否か、選択肢を絞るうえでは大事な要因になってきます。
中小企業の採用難はますます極まっていきます。手をこまねいていても何も変わりません。最初に行うことは、「働く人の立場からみた自社の働きやすさ」「働き甲斐」「キャリアパス」を目に見えるようにすることです。そのうえで、それはどんな求職者にマッチするのか、人物像を明らかにすることです。
それを分かりやすくプレゼンした自社の採用ページか、採用サイトを立ち上げることです。求人情報をGoogle for Jobsの仕様に合わせておけば、転職サイトの利用はなくても、求人情報を「発見」してもらうことが出来るようになります。
1月23日、Google for Jobs 日本正式ローンチ。これから大きな変化が起こります。
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