ビフォーアフター社長日記

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2021年腹をくくってオンライン・シフト


日本最大の芸能事務所の一つ吉本興行の発表によると「2020年12月31日付をもってオリエンタルラジオの(注:以下「オリラジ」と略します)マネジメント契約を終了することで合意しました。
2人は当社の所属から離れますが、当社としましては、2人の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です」ということです。コンビで独立するのは太平サブロー・シローさん以来30年以上ぶりのことだそうです。サブローシローさんはその後吉本に戻っていらっしゃいますが、この独立はそれほど「事件」なのですね。


芸人を含む芸能人の多くは芸能事務所を通じて、劇場やテレビ・ラジオなどの露出を確保されています。露出することによって、評価も得ることができて、評価が上がると冠番組なども持たせてもらって、さらに人気や知名度が安定化していくというビジネスモデルです。
芸能事務所から独立するということは、観客への露出を自分で確保していく必要がありますが、オリラジはこの課題を解決したということです。具体的には、中田さんは登録者数340万人の「中田敦彦のYouTube大学」、藤森さんは登録者数57.6万人の「藤森慎吾のYouTubeチャンネル」を運営してダイレクトに観客とのコミュニケーションを確保していますし、動画再生回数の収益のみならず、観客からダイレクトにお金をいただく仕組みも運営しています。要約すると、ネットを通じて芸人さんが観客とダイレクトにつながるようになって、観客と芸人さんの間にいた芸能事務所が必ずしも必要ではなくなったということです。

もう少し踏み込んでみていくと、この新しいビジネスモデルを支えているものがわかります。それは蓄積された「動画」資産です。評価の高い動画が大量に制作されてネット上にストックされて、検索・表示されます。これが芸能事務所の営業の役割を肩代わりしています。積極的に新しい活動をして露出するフローの活動は、新しい認知を集め、ストックの動画とそれに紐付いたサロンに観客を誘導します。いわば芸人さんのオンライン・ダイレクトビジネス・シフトといえます。


新型コロナ感染症の影響は寒くて乾燥している間はおさまりそうもありませんが、4月以降も解決の目処は立たないと思います。
新型コロナがもたらした変化は、消費者のオンライン化です。「とりあえず来てくれ」「顔を出せ」という要求は減って、むしろ不要不急の対面は避けたいという心理になっています。

サブローシローさん以来の30年ぶりの独立をしたオリラジさんを見習って、腹をくくってオンライン・シフトに取り組みましょう。


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