ビフォーアフター社長日記

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「考えること」は、才能のない人間の最大の武器である


2020年2月11日、野村克也さんがご逝去されました。
プロ野球界に限らず、たくさんの方々からのメッセージが報道されていましたが、ダルビッシュ有選手のYouTubeでの情が滲み出した追悼が僕には印象的でした。
僭越ながら簡潔に紹介させていただくと、下記のような内容でした。


  • 野村監督は先入観なく人を見ていらっしゃった。ダルビッシュ選手流のデッドボール対処を気に留めていただいていたのには驚いた。
  • 過去から含めたプロ野球ベストナインに野村監督はダルビッシュ選手を選ばれた。普通は往年の名選手か、自分の教え子を選ぶのが人情だろう。
  • このベストナインによって、ダルビッシュ選手は自分自身も「もう終わりか」と失望していたところから、自信を取り戻し復活できた。

野村監督には様々な異名がつけられましたが、そのひとつが野村再生工場」その本質はクリアな眼差しと評価力に信頼があるので、その人が認めたことは自信となり、現場で力を発揮することができるようになるということなのだと思いました。

野村監督のインタビューなどを読むと、その手順はだいたい以下に要約されています。

まずは現状を把握する、その現状が良くないものであるからこそ、『どうにかこの状態から抜け出したい』と本気で願う。脱出方法を一生懸命に考えると「思考」という習慣が育まれていく。
次に『自分には何が足りないのか』を考えると、自分や周りの人間が置かれている状況や心理、変化を敏感に察知する「感性」が研ぎ澄まされてくる。
そうすると現状から抜け出すために新しいことに果敢にチャレンジする「勇気」も身についてくる、という順番で、苦労とまともに向き合った人間は、「思考」「感性」「勇気」を備えることができるというような内容です。

人は見ているものを見たいものに脳内変換してしまいがちです。野村監督の言葉が響くのは、自分勝手な脳内変換せずに「思考」「感性」「勇気」をしてこられたからです。
有名な「王や長嶋はヒマワリ、私は日本海の海辺に咲く月見草だ」という名言も、もライバルを超えようとしてきた思考の産物です。


僕にはやはりこの言葉がいちばん心に残りました。

『「考えること」は、才能のない人間の最大の武器である』

ご冥福をお祈りいたします。


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