ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

感動しまくったタイガーウッズ選手の復活劇


 21歳でマスターズ優勝からPGAツアー過去81勝、メジャータイトルは15勝と帝王ジャックニクラウスに次ぐ歴代2位の成績を上げている偉大なゴルフ・プレイヤー、タイガーウッズ選手の43歳で14年ぶり5回目のマスターズ優勝という復活劇には心が震えました。出れば勝つという常勝選手が2008年にひざを手術を行い予選落ちをするようになり、09年に発覚した不倫スキャンダル、発覚したセックス依存症と治療、そしてゴルフ活動の停止、同時に起こった「水に落ちた犬を棒で打つ」バッシング、人が離れ、スポンサーが離れ、人気も凋落していく様は「盛者必衰の理」を体現しているかのようでした。

 そんな中でスポンサーを降りずにずっと応援し続けていた企業のひとつがナイキ社が、優勝後、CM映像を公開しています。


It’s Crazy(クレージーだ)
To think a 43 years old(43才の男)
who has experienced every high(あらゆる頂点を経験し)
and every low.(底辺も経て)
and has just won his 15th major(今、15回目のメジャータイトルを勝ち得た)
is chasing the same dream(同じ夢を追いかけてきた)
as a 3-years-old(3歳のときと同じ)
“I’m gonna beat Jack Nicklus”(僕はジャックにクラウスに勝つんだ)


 今回の勝利の写真と子供のころのゴルフの映像、そして ”I’m gonna beat Jack Nicklus” のセリフ。

 この映像を見て、(自分は何もしていないけど・笑)感動が数倍に膨らみました。ナイキ社ほか日本企業も含めスポンサー活動を続けて来られた会社は何社かいたようですが、様々なサポートと本人の努力を掛け合わせた情熱の、氷山のてっぺんにこの感動があったわけです。

 タイガー選手の優勝インタビュー「決してあきらめてはいけない。それしかないんだ。常に戦うこと。あきらめたら、道はひらけない。確かに競争に勝って、僕は今ここにいる。けれど、競争は僕をここから引きずり下ろすものでもある。ゴルフキャリアにおいても、人生においても、僕は仕事をまっとうするための良い考え方を持っていたけれど、それを変えなければいけなかった。違う考えを持って取り組んでいる。とにかく、戦うことにフォーカスする。毎朝目覚めて、いつも挑戦が目の前にはある。戦い続ければ、乗り越えられる」 

 あらゆる頂点と底辺を経験した人の精神の結晶を崇高な気持ちを受け止めさせてもらった復活劇でした。


コメントを残す

※Emailは公開されません。

*