ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

令和時代を迎えるにあたって


 4月1日午前11時30分、菅官房長官の新元号の発表をスマホでリアルタイムに観ていました。

新元号「令和」という発表に、漢字にも発音したときの語感にもちょっと意外な印象を持ちましたが、元号制定以来初の「国書」由来だということを聞いて、なるほどなぁと思いました。

 元号は、時の皇帝や王などの君主が「改元」し時を命名することで、君主が空間だけでなく時間まで支配するという思想に基づくものらしいですが、現代日本においてはそもそもが内閣が決めて皇室が追認するという手続きでもあり、支配権力というよりも時代の空気が映る名前として一般の人々には意識されていると思います。

 あと4週間ほどで終わる平成はどんな時代だったのでしょうか。平成元年は西暦1989年1月8日、前日の昭和天皇崩御の翌日から始まっていますが、平成元年12月29日、日経平均株価は終値で3万8915円の史上最高値を記録し、後に「バブル時代」と呼ばれたピークの年が平成元年でした。僕はあの頃右肩上がりの好景気が続くことを当然のように思い描いていました。

 平成元年の世界の時価総額ランキングの1位はNTTでした。世界の50位までの中で日本企業は34社ランクインしていました。あの頃世界における日本のポジションの高さを疑う人は極めて少数だったと思いますが、昨年は時価総額50位に入っている日本企業はトヨタ1社のみになりました。ランキング上位は、GAFAと称されるアップル、アマゾン、グーグル、フェイスブック、そしてマイクロソフトなどのアメリカ企業と百度(バイドゥ)、アリババ、テンセント、ファーウェイのBATHなどの中国企業です。

 大国に伍して戦争で領土を拡大し、敗戦し、戦後復興、高度成長し、「24時間戦えますか」で過ごし、バブル経済勃興で終わった「昭和」を引き継いで「平成」は、バブル崩壊から始まり、災害があったものの平和は保たれ社会は成熟し人はおとなしくなり、経済面では気付いたら下り坂という時代だったと言えます。

 「令和」時代は、張り巡らされたネットワークにAIが接続し、個人情報と引き換えに自動化、無人化、スコアリング化が進んでいきます。仙台の楽天スタジアムでは今シーズンから球場内のすべてがキャッシュレス決済になりましたが、それが進むとスマホで選んで決済するとそこまで食事を持ってきてくれるような仕組みになってきて、さらに人の配送からドローン配送に移り変わっていくのだと思います。

 令和時代を迎えるにあたって、僕は現在の右肩下がりが当然のように続くと思うことはやめます。その代わりひとつの質問を自分自身に課してみたいと思います。

「私の仕事がAI化されたら、私はこれから何をすればいいのだろうか?」
答えは「AI化された世界で、人に生まれるであろうウォンツ、ニーズを満たすことを考える」でした。

 外務省によると「令和」は英語で”Beautiful Harmony”と説明されます。AIと人間のBeautiful Harmonyを肯定的にとらえて、令和時代を迎えていきたいと思います。


コメントを残す

Your email address will not be published.

*