ビフォーアフター社長日記

人々が幸せになる住まいと暮らしの文化(ハッピーライフ)を創造する。

参入障壁の低さと参入障壁の構築


 社長になるのは簡単で、会社を登記するときに、代表者欄に自分の名前を書くだけです。ですから社長は誰でもなれます。IT会社の社長になるのも、同じ手続きで業態がITであることが加わるだけです。社長職もIT会社社長職も参入障壁は極めて低いですし、IT業界も幅の広い業態の中でそれっぽいネーミングをかぶせれば、即出来上がりで、極めて参入障壁が低い業界といえます。私達が支援している住宅リフォーム業も同様で、創業メンバーに建築工事という背景がなくても参入して立派に事業を立ち上げられていらっしゃる例を多くみかけます。

 参入障壁の低い業態には、その業態が有望であればあるほど、自社の後発でもどんどん新しい会社ができるし、他地域からも参入してくるということです。したがって経営課題のひとつは、参入障壁をどう作っていくかということになります。

 昨日ミーティングした会社様は住宅リフォームに参入して2年ほど、直近一年は月商1000万円前後になってきました。次の目標の月商2500万円、さらにその次の成長モデルを作っていくための課題設定を確認しました。

1)自社の得意、競合他社との違いを明確にすること
2)前項を商品に反映すること
3)商圏をできるだけ絞ること
4)商圏内シェアを目標設定すること

 商圏が狭ければ狭いほど継続的な認知活動ができます。得意な分野でお客様と縁を持つとお客様に喜んでもらいやすくなります。特定エリアにおけるシェアが高まるほどに口コミも発生して認知から興味・関心の対象にもなっていきます。お客様という点から線、そして面になっていくことで陣取り合戦のように「陣」がとれていきます。これが参入障壁になり、新規参入者や外来参入者からの盾になります。

 自然界での生物の動態も陣取り合戦に見えるものが多いです。生き延びるための知恵、それは自陣を作り、守り、成長していくことなのだと思います。


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