ビフォーアフター社長日記

人々が幸せになる住まいと暮らしの文化(ハッピーライフ)を創造する。

これから社会に出る君に


2018年4月、今年も新卒6名の仲間を迎えることができました。
通常だと入社式の挨拶は誰も覚えていないものです。今年の入社式では僕は32年前の僕に向けての手紙を読むという形で新入社員の皆さんにはなむけのことばを贈りました。

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就職おめでとう。
32年後の僕が32年前の、これから社会人になる僕に言葉を届けられるとしたら何を伝えたいのだろうという趣旨で手紙を書いてみた。

学生時代は自由だったね。
嫌なことは避けて興味のあること、ちょっと変わったこと、ちょっと悪いことももちろん道徳的な活動もけっこう経験した アジアやヨーロッパを一年以上ぶらぶらとふらついた あの経験が「誰とも違う小松信幸」のプレゼンに役に立ったね。 
たくさんの出会いと別れもあった。
いい時代だったな、と自由への別れをほろ苦く感じているかもしれない。
でも、32年後から教えてあげるけど、公平にいってこれからの方がよっぽど自由だし面白かったよ。
 
だって自分で稼げるんだよ。 
言い直すけど稼ぎ方を身につけると自由になっていく。

57歳の僕自身の経験もそうだし、まわりの人たちを見回してみても、だいたい30歳頃までに身に着けた「稼ぎ方」で人は一生食べていくことになるんだ。(これについてはもっと言いたいことがあるけど、ここでは言わないことにする)
 
稼げるようになるにしたがって自由になっていく。時給いくらのアルバイトしか思い浮かばない今の君にはピンと来ないと思う。
 
これから社会人になる君に今の僕が知っていけばよかったと思っていることを教えてあげよう。
最初に書いた「稼ぐこと」についてだが、まずは給料のことだ。
給料って何故もらえると思う?
時給いくらのアルバイトだったら、その場に何時間かいればもらえるよね。
その発想のままだとなかなか厳しいぞ。

社会人に支払われる給料は問題解決代なんだ。
職場は問題だらけだ。
上司は尊敬できない、同僚もイマイチ。
実際に入ってみると何だか冴えない職場だなと思うだろう。
僕も思ってきたし、そう思われてきた。
「え~何で、、(絶句)」みたいにどこにいっても問題だらけよだ。
だから体育館の床いっぱいに散乱したものを片付ける役割が必要になる。
それが問題を解決するということだが、問題に立ち向かうと君が既存の構造と「対立」することになる。
「対立」をやりこなすときに君は「葛藤」にまみれることになる。
葛藤の最中はたいへんだよ 仲間に頼ることになるだろう。
でも葛藤の大きさが解決したときの自信にと実力になっていく。

これから君は職場で不具合や不都合を不満におきかえる人と解決の対象とみなして解消する人と二通りの人を見ることになる。
 
問題を自分で解決していくと自由になる。
問題を不満のまま育てたり、かぶったままだったすると不自由になる。
  
給料は問題解決代、これをセオリー1とする。
 
セオリー2を伝えよう。
セオリーがいくつあるか心配かな?
セオリー2で終わりだ。
心配せずに。

セオリー2は簡単な方程式で表される。
 
君 = 考え方 × 行動量
 
32年前の僕が君だから

君 = 僕 - 32年間の(考え方 × 行動量)
 
ということになる。

考え方って何だと思う?
ポジティブとかネガティブとか?
まぁそれもあるかもしれないけど、もう少し違うアプローチをしよう。

考え方は社会人になってからのみ身につくものではない。
子供時代から学生時代にも育ててきたものだ。
これから君はいくつもの職種を経験する。
経理や営業、プロジェクトマネージャー、経営者など。
考え方は職種とは関係ない、すべてに通じるものだ。
 
身につけるべき考え方は3つに集約される。
1)結果から
2)全体で
3)単純に
考えることだ。

それぞれ逆算思考、フレームワーク思考、抽象思考、ともいう。
(中略)

考え方だけでも何も成し遂げられない。
行動で実証実験していく。
結果をフィードバックして、修正して再度行動していく。
 
考え方(1)×行動量(1)=1

考え方(10)×行動量(0)=0

考え方(0)×行動量(10)=0
 
30歳頃になると、公私ともに忙しくなってくることが多い。
時間が減ってくる、どうしても行動できる量も減ってくる。
そうなると考え方のレベルを上げてチームマネジメントの成果を上げる段階になる。
 
セオリー2とはこれから何度も聞くことになるPDCA思考のことだ。
PDCAとは計画して実行してチェックして修正していくこと。
全体を見渡すと計画の精度は上がる、実行しないと何もわからない。
計画と実行を突き合わせると、何が良くなかったか原因がわかってくる。
そこで修正して再度実行する。
この繰り返しを速く速くすること。
個人でもチームでもこれが万能の問題解決のノウハウだ。

32年前の僕が最初から知っておけばよかったのにと思っていることは以上だ。
仕事は問題解決だということ、問題解決の方法は「考え方×行動=PDCA」だということ。

2つと言ったがあえてもうひとつあげさせてくれ、君は職場では感情を安定させておいた方がいい。
これを肝に命じてくれ。
評価は他人がするもの ということだ。
羽生結弦くんだって、自分で自分の演技の採点はできない。
これをセオリー3として付く加えておく。

15年後、君はSHIPを設立して世の中の大きな問題解決に挑戦していく。
大きな問題解決に立ち向かっている間は、SHIPは必要とされるだろう。しかし目標設定を誤ると顧客はSHIPが必ずしも必要としなくなる。
大きな問題に挑戦していこう。小さく始めて挑戦していこう。

最後に「身体に気をつけて」、頑張っていこう。


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