ビフォーアフター社長日記

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PDCAとP・P・A・P


「PDCAを回す」とよく言われていますが、実際この運用が定着している組織・個人はそれほど多くないと思います。

PDCAを定義します。(AをActionと呼ぶのが一般的だとは思います)
1)Plan(計画)を立てる
2)Do(実行)する
3)Check(差異分析)をする
4)Adjust(適合・修正する)
 
現実に起こることが多いのは

[慎重派・時間の無駄派]
P(計画)→P(計画)を重ねてちょっとDo→A(修正)→もとに戻ってP(計画)

PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)です

また「とりあえず実行」はいいのですが
[実行派・犬の道派]
D(実行)→D(実行)→D(実行)→D(実行)

目の前のDをこなすだけので組織が成長しようがないタイプの動き方で、スタッフ部門の場合はいわゆる「犬の道」に迷い込んで成果はあがりません。

PDCAの前段階で重要なことは「目標設定」です。時間の無駄派と犬の道派に共通するのは、「目標」を「計画」にブレークダウンしていないことです。

売上の例がわかりやすいので、営業の場面を想定すると

来月の売上目標は1000万円
ここまではいいですが、これを売上計画1000万円と置きかえてしまうと、犬の道が待っています。また「納期」の感覚が抜けると、時間の無駄が待っています。
 
売上目標1000万円=想定平均単価100万円×10成約
10契約=成約率50%×20商談
20商談=10件(会社から)+5件(顧客紹介)+5件(新規開拓)
5件(新規開拓)=250リスト×引き上げ率2%
あるいは5件(顧客紹介)をプラス5件にできるか検討して行動計画を変える
 
このようなP(行動計画)を最初はざっくりと、D(行動)して、PとDを突き合わせると、たいていはズレズレなので、PをA(修正)してD(行動)していく。

成果を上げる人に共通しているのは
「どうしてこうなるんだろう? 結果をよくするためにはどうすればいいのだろう」
という自問ができること、つまりPとDからAを生み出せる人だと思います。

「どうしてこうなるんだろう?」、進化のための魔法の呪文です。


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