4月5月と東京・大阪で「リフォーム会社のためのインスペクションセミナー」を開催しました。そのセミナーを受けて、5月19日20日の両日で東京でインスペクション資格取得兼実務研修会を行いました。あとは実地経験です。すでに知り合いの不動産会社に声をかけいるという話も聞きましたが、国の方針にも沿い、社会問題解決でもある「リフォーム会社によるホームインスペクション」推進を今後も後押ししていこうと思います。ホームページも続々オープン予定です。
国交省が推進しようとしている中古住宅流通活性化には不安払拭のために既存住宅売買瑕疵保険の適用が進むがそのためにはインスペクション(住宅検査)が必須です。瑕疵保険の検査としてのインスペクションを行うと現在でも保険不適合が高い割合(7~8割)で発生し、修繕(リフォーム)を行って再検査の必要が出てきます。宅建業法改定により宅建(媒介)業者にインスペクションのあっせん義務が課せられるが、宅建業者にはパートナーとしてワンストップで①インスペクション、②適格物件にするためのリフォームの見積、③リフォーム工事を行う業者が必要になる。また購入後、そこに住むことになる買主にとっては売主側のインスペクションだけでは不安になることも考えられるので、買主から直接インスペクション需要も発生していくことになると予想されます。改正宅建業法の施行は2018年だが、今からリフォーム会社はインスペクションの体制を整えて、既存住宅売買瑕疵保険の対応をして、マーケティングを開始しておくことでこのチャンスをものにして、成長ポジションを獲得できます。
研修1日目は座学中心で弊社の会議室で行いました。
2日目は実際の中古住宅を会場にして、検査実務の研修です。
6月20日、21日は大阪会場で行います。
http://www.shipinc.co.jp/inspectionkensyu/
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